2011.10.30
基礎が完了しましたので、埋め戻しと内部土間工事に入ります。
店舗なので外部地面と内部床の高低差をなるべく少なくするために、その仕上のおさまりと構造上から、今回は一般的な木造住宅と違い内部の床組をせず、土間コンクリートで床下地をつくります。
基礎型枠を解体し、埋め戻しを行います。
内部も所定の高さとなるよう埋め戻しをして転圧をします。
手前に見えるのはシャンプーユニットの給水給湯と排水の先行配管、奥にはドレッサー用の床付けコンセントのための電線配管があります。3ヶ所のコンセントボックスの位置が想定より内側に寄っていたので修正を指示しました。この後砕石を入れ、防湿シート、断熱材を敷いてから土間配筋を行います。
2011.11.4
土間配筋も完了し、土間コンクリートを打設します。
断熱材の色が違うのは御愛嬌。メーカーが違うだけで性能と厚さは同じです。
ポンプ車で生コンを打設していきます。
2011.11.8
土間コンクリート打設の数日後、建方前に土台敷きを行います。
材料の種類、寸法、位置が図面通りか確認します。片引き戸のおさまりのために土台の加工が必要な部分の指示をしました。
屋根葺材、笠木及び水切り等の板金工事の色見本を取り寄せていただきました。屋根葺材はシルバー色ですんなり決まりました。しかし、笠木と土台水切りは外壁の色に合わせたいのですが、持ってきてもらった色見本には該当する色がなかったので、外壁に近い色(アイボリー系)を探してもらうようお願いしました。
2011.11.9
いよいよ建方です。天候にも恵まれました。
朝9時過ぎ頃。1階の柱を建て、横架材(梁)を掛けているところです。
夕方4時頃。建物の形が見えてきました。上部屋根の下地合板も張っています。
建物は平屋(1階建て)ですが、スタイリングエリアを高い天井の吹抜とするため、構造的には2層の水平構面がある2階建てとしています。
この後、下部屋根(写真左部分)の屋根下地の垂木、合板を張ったところで日が暗くなり、本日の作業は終了しました。