2014.5.28
前回の持込機器・什器の調査を元に、それらの配置を平面図に記入してご提案しました。
1階平面図
治療機器については、現在の接骨院と同じように治療ベッド各間の頭側(図面下側)壁沿いに低周波治療器計4台を設置。随時ベッド近くまで移動して使う機器やその他の機器は、和の治療室およびバックヤードとの間仕切り壁沿いを置場とします。新規に購入予定の1台と合わせ、予定している機器全てが置けるようにしました。
受付は所有のカルテ棚のサイズに合わせて袖壁を設けてホール・待合側から見えないように。パソコン作業用のカウンターとコピー機のサイズに合わせた(将来対応として少し余裕を持たせた)棚を設けました。所有の書類ラックが収まるサイズで収納棚も作成します。
ここでの主な追加・変更要望は
- 受付カウンターに引出がほしい。
- ロッカーは2階の休憩室へ移動。バックヤードには脇机をおく。
- オートクレーブは脇机の上か2階休憩室のどちらかに置く。(専用コンセントを両方に設置)
2階平面図
休憩室はあまり広くないので、テーブル・イス以外の持込什器は現在の接骨院で受付に置いてあるカウンター1台程度です。
ここでの主な追加・変更要望は
- 休憩室のキッチンと冷蔵庫の配置を入替
- 便所に手摺が欲しい
- 多目的室の壁面鏡は割れても飛び散らないもの。(フィルムを貼る等)
- 壁面鏡の前と大きな窓にはカーテンを吊りたい。
その他、各窓ガラスの種別(透明か型板か)の提案と検討、設備仕様の細かなヒアリング、市役所で確認した乗入れ加工の条件の報告などを行いました。
2014.6.15
前回打合せでのヒアリングをもとにした設備計画のご提案と、追加・変更要望による変更図面を提出・ご説明しました。
ここでは、照明計画をご覧ください。
外構照明計画
独立看板を照らすスポットライトと駐車場照明のみです。道路を挟んで西側が田なので、農作物に影響が出ないように駐車場照明は背が低く足元だけを照らすタイプとしました。
1階照明計画
外部と和の治療室、便所の照明は、暖かみと落ち着きを演出するため電球色の照明としました。それ以外は治療や作業のしやすさから昼白色としています。和の治療室は天井そのものが光るような埋込照明で提案。治療室もベッド部分は治療に必要な照度を確保しつつ、間接照明などで明るくなりすぎないようにして、なるべくリラックスできるよう配慮しました。
ここでの主な追加・変更要望は
- 特室はおしゃれなデザインの照明器具としたい。
- 受付のカウンター上もおしゃれなペンダントライトにしたい。
- 通用口から北側隣地(スタッフ駐車場)へ行く経路上に人感センサー付き照明がほしい。
- アプローチや外構などの屋外照明は明るさセンサーにより自動点灯するようにしたい。休日はスイッチをOFFにする。
- 便所の照明は人感センサーによりON/OFFしたい。
2階照明計画
多目的室は天井に梁型が等間隔にあるので、梁と梁の間の天井部分にダウンライトを設置する計画です。個数が多くなるため、室の使用頻度や重要度を考慮するとコスト的に検討の余地があると思われます。
ここでの主な追加・変更要望は
- 多目的室は直管型照明でもいいのでなるべくコストを抑えられる方法を検討したい。
- 多目的室の照明は入口から見て奥と手前で別々にON/OFFしたい。
- 階段の折れ曲がり部分の位置に照明が必要。
- 物入はダウンライトではなく、天井近くまで明かりが届くシーリングライトがよい。
その他、コンセントやTV、TEL、LANの位置や種類、給湯が必要な場所、外流しや散水栓の位置、エアコンや換気扇の位置や種類についてなど、主に設備に関する打合せをしました。
2014.6.23
基礎構造の設計のため、地盤調査を行いました。
木造2階建てなので、スウェーデン式サウンディング調査としました。
敷地は現在は畑ですが、周辺の状況から前面道路開通前は水田だったと思われ、さらに道路と高低差を合わせるため70〜90cmほど盛土されており、地盤補強は必要と予想されます。