2018.1.18
建築主よりメールにて変更要望・確認事項の連絡がありました。主なものは以下の通り。
- 洗面所に室内物干し竿が欲しい
- 納戸1に造付のクローゼット棚・本棚が欲しい
- LDKから納戸1および廊下への扉、玄関ホールから物入への扉を引戸にしたい。
詳細を検討して次回打合せに提案・確認をさせていただくこととしました。
2018.1.27
実施設計打合せの第1回として、今後の詳細検討・設計にあたって必要な基本的仕様の確認のため、主に以下の事項について打合せを行いました。
- 作成中図面と新3Dパースの提出と説明、および内外装の仕様確認
- 高さ関連(床高、階高、天井高さなど)の説明と確認
- 断熱仕様の確認
- コンセント等の配置提案と仕様の確認
- 1/18の変更要望等についての提案と確認
断熱仕様は、住宅ローンをフラット35Sで予定しているので断熱等対策等級4とし、外部サッシのガラスはLow-Eペアガラスに。
コンセント類については、将来用として電気自動車用のコンセントと警備保障用の電源を確保しておくこととし、その他の配置は検討していただくことに。
1/18の変更要望については、以下の通りとなりました。
- 洗面所の室内物干し竿については、コストを考慮して電動昇降式ではなく天井取付式(取外し可能)の物干し金物を設置。
- 納戸1については、将来的な収納物変更に対応出来るよう造付はしないことに。(置き家具で対応)
- 要望各所の扉を引戸へ変更。納戸1、廊下は引込み戸に、物入はアウトセットの勝手口アルミ製片引き戸とする。
高さ関連について、
まず階高は、敷地の道路側地盤面と主地盤面の高低差が決まっているので、自ずと設定できる範囲が決まってしまいます。
螺旋階段の昇降位置から段数は15段までとなり、階段の蹴上高さ、玄関土間とホールの框高さ、玄関ドアの内外での高低差、駐車場のスロープ勾配など総合的に検討した内容をご説明し、提案通りで決定しました。
天井高さは2400mmを基本としますが、LDKは南面サッシの上端から北側へ勾配天井、洋室は2400mmから北側へ勾配天井としました。洋室はルームエアコンの設置場所を確保する意味もあります。
駐車場のガラス庇の骨組みは、将来的な耐久性を考慮して木製から鉄骨製に変更しました。
中庭:バーベキューするには十分な広さ。外流し台もあります。
LDK:階段と北棟への廊下に扉を設け、空調効率アップを図ります。
LDK:中庭側へ大きく開口が開けています。
1F階段:階段下は玉砂利敷き。螺旋階段下は収納にできないので、魅せる・飾る場所に。
洋室1:壁一面の造付収納・机は、将来的に取り外して隣の洋室2と繋げて広い一室として使用できるようにしました。
洗面所:ご家族4人それぞれの専用戸棚は、扉の色をそれぞれ変えるご提案。
Windowsのマークかっ!!
便所:床や家具の色合いなど、ここだけ和テイストでご提案。
また、今後の実施設計打合せスケジュールと各回の打合せ議題の概要のご提案をしました。
仮の打合せ日も設定しましたが、事前にその都度確認の連絡をし、都合が悪くなったら臨機応変に打合せ日を変更することになりました。
今回、上記パースやカタログ、仮サンプル等で内外装の仕上材の基本仕様は確認できましたので、次回打合せでは外装、外部建具および外構などの主に外部周りの仕上材のサンプルやカタログを用意して、ご提案と決定をしていただきます。